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英語交渉のフレーズ集:提案・譲歩・合意を自然に伝える方法

著者: Vocab Team

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英語交渉のフレーズ集:提案・譲歩・合意を自然に伝える方法

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英語の交渉で使えるフレーズを場面別に覚えよう
英語での交渉では、難しい単語をたくさん知っていることよりも、相手の意見を確認しながら自分の希望を具体的に伝えることが大切です。この記事では、会議の開始から合意までの流れに沿って、すぐに使える表現を紹介します。
価格、納期、契約条件などの話し合いを想定しています。各表現は丸暗記するのではなく、自社の状況に合わせて空欄や名詞を入れ替えて練習してください。

交渉を始めるときの英語

最初に目的と進め方を共有すると、いきなり要求を突きつける印象を避けられます。
  • Thank you for taking the time to meet with us.
    お時間をいただきありがとうございます。面談の冒頭で使う、丁寧で自然な挨拶です。
  • Shall we start by reviewing the agenda?
    まず議題を確認するところから始めてもよろしいでしょうか。Shall we ...? は、相手を尊重しながら提案する表現です。
  • Our goal today is to agree on the delivery schedule.
    本日の目標は、納品スケジュールについて合意することです。Our goal today is to ... の後ろには、交渉で達成したい内容を置きます。
  • Before we begin, could we confirm what we hope to achieve today?
    始める前に、今日達成したいことを確認してもよろしいでしょうか。相手と目的がずれていそうなときに便利です。
「成功する交渉」を最初から約束するのではなく、まず話し合う項目を明確にすると、会話を落ち着いて進められます。

自分の提案や希望を伝えるときの英語

要求を直接 Give us a lower price. と言うと、命令のように聞こえることがあります。交渉では、理由や目的と一緒に提案すると伝わりやすくなります。
  • We would like to propose a three-month trial period.
    3か月の試用期間を提案したいと考えています。would like to propose は、提案を丁寧に切り出す表現です。
  • Here is what we can offer.
    私たちが提示できる条件はこちらです。価格だけでなく、納期、数量、サポートなど複数の条件を説明するときにも使えます。
  • Our priority is to maintain the quality while reducing the delivery time.
    私たちが重視しているのは、品質を維持しながら納期を短縮することです。Our priority is to ... で、単なる要求ではなく優先事項を示せます。
  • We believe this proposal would benefit both sides.
    この提案は双方にメリットがあると考えています。both sides は交渉相手と自分の双方を指す、分かりやすい言い方です。
提案を述べた後は、相手の反応を確認しましょう。
  • How does that sound to you?
    その提案について、どのようにお考えですか。相手に意見を求める自然な表現です。価格だけを聞く Do you like it? より、交渉の提案に合っています。

相手の条件を確認し、質問する英語

聞き取れなかったときに推測して進めると、後の誤解につながります。丁寧に確認することは、交渉を止めることではありません。
  • Could you clarify what you mean by “flexible delivery”?
    「柔軟な納品」とは、具体的にどういう意味か説明していただけますか。抽象的な言葉の意味や範囲を確認する表現です。
  • When you say “within two weeks,” do you mean business days or calendar days?
    「2週間以内」とは、営業日ですか、それとも暦日ですか。相手の言葉を繰り返してから質問すると、何を確認したいのか明確になります。
  • What would be the next step if we accepted these terms?
    この条件を受け入れた場合、次のステップは何になりますか。合意後の手続きまで確認できます。
  • Could you walk me through the pricing structure?
    料金の仕組みを順に説明していただけますか。複数の費用や条件があるときに使える、丁寧な依頼です。
数字、期限、含まれるサービスは、聞き取った内容を言い換えて確認すると安全です。
  • So, to confirm, the total cost includes setup and support. Is that correct?
    確認ですが、合計費用には初期設定とサポートが含まれるということですね。So, to confirm は、合意した内容を整理するための便利な導入句です。

懸念や反対意見に対応する英語

相手の反論にすぐ No, that's wrong. と返すと、対立を強めるおそれがあります。まず相手の懸念を認め、その後で代案を示します。
  • I understand your concern. Let me explain how we can address it.
    ご懸念は理解しています。どのように対応できるか説明させてください。相手に同意したとは限らず、「懸念を理解した」と伝える表現です。
  • That is a fair point. Could we look at another option?
    もっともなご指摘です。別の選択肢を検討してもよいでしょうか。相手の意見を尊重しつつ、話を前に進められます。
  • I see your perspective, but this timeline would be difficult for us.
    お考えは理解できますが、そのスケジュールは私たちにとって難しいです。but の後ろで、自分の制約を具体的に伝えます。
  • If we extend the contract, could you offer a better rate?
    契約期間を延長する場合、より有利な料金を提示していただけますか。If ... , could you ...? で、交換条件を丁寧に提案できます。

注意したい言い方

不自然で強く聞こえやすい例: You must lower the price.
自然な言い換え: Could you offer a discount for a larger order?
前者は「値下げしなければならない」と命令する表現です。後者は数量という条件を示し、相手に提案の余地を残しています。もちろん、契約上の必須条件を伝える場合は must が必要になることもありますが、通常の相談では Could you ...? のほうが適切です。

譲歩や代案を提示する英語

すべての条件で譲歩する必要はありません。譲れる点と譲れない点を分け、交換条件を明確にしましょう。
  • We may be able to adjust the price if the order quantity increases.
    注文数量を増やしていただけるなら、価格を調整できるかもしれません。may be able to は、まだ確定ではない可能性を慎重に示します。
  • We can meet that deadline, provided that we receive the final specifications by Friday.
    金曜日までに最終仕様を受け取れれば、その納期に対応できます。provided that は「という条件で」を表します。
  • If the budget cannot change, we could reduce the scope of the project.
    予算を変更できない場合は、プロジェクトの範囲を縮小できます。代案を出すときは、何を変えるのかを具体的にします。
  • That is our best offer at this stage.
    現時点での最善の提示条件です。これ以上の譲歩が難しいことを丁寧に示します。必要なら、理由や代替案も続けて説明しましょう。

合意内容を確認して締めくくる英語

合意したと思っても、最後に条件を整理しないと認識の違いが残ります。合意、未決定事項、次の行動を分けて確認します。
  • It sounds like we have an agreement on the price and delivery date.
    価格と納品日については合意できたようですね。It sounds like ... は、相手に最終確認を求める柔らかい表現です。
  • To recap, you will send the revised contract by Tuesday, and we will review it by Friday.
    まとめると、火曜日までに修正版の契約書を送っていただき、私たちは金曜日までに確認します。To recap の後に、担当者と期限を含む具体的な行動を書きます。
  • We are happy to move forward with this agreement.
    この合意に基づいて進められることを嬉しく思います。条件に合意した後の前向きな締めくくりです。
  • Could you send us the final terms in writing?
    最終条件を文書で送っていただけますか。口頭の合意を記録に残すための実用的な依頼です。
  • Thank you for working through this with us.
    私たちと一緒にこの問題を調整してくださり、ありがとうございます。単なる Thank you. より、交渉に時間をかけたことへの感謝が伝わります。

交渉で使える表現を練習する

次の日本語を、記事の表現を使って英語にしてください。答えを見る前に、提案、条件、確認のどれに当たるかを考えましょう。
  1. 本日の目標は、納品スケジュールについて合意することです。
  2. 「柔軟な納品」とは具体的にどういう意味か説明していただけますか。
  3. 注文数量を増やしていただければ、価格を調整できるかもしれません。
  4. 確認ですが、合計費用には初期設定とサポートが含まれますね。
  5. 修正版の契約書を火曜日までに送っていただけますか。

解答

  1. Our goal today is to agree on the delivery schedule.
  2. Could you clarify what you mean by “flexible delivery”?
  3. We may be able to adjust the price if the order quantity increases.
  4. So, to confirm, the total cost includes setup and support. Is that correct?
  5. Could you send us the revised contract by Tuesday?
解答と同じ文でなくても、意味と丁寧さが保たれていれば構いません。自分の仕事に合わせて、delivery scheduleorder quantityrevised contract などの語句を入れ替え、声に出して練習してください。

まとめ

英語の交渉では、次の順序を意識すると話しやすくなります。
  1. 目的を示す: Our goal today is to ...
  2. 提案する: We would like to propose ...
  3. 確認する: Could you clarify ...?So, to confirm, ...
  4. 懸念に対応する: I understand your concern. Let me explain ...
  5. 条件付きで譲歩する: We may be able to ... if ...
  6. 合意を記録する: To recap, ...
相手を言い負かすためではなく、双方の条件を具体化して合意点を探すために表現を使いましょう。まずは自分がよく交渉する一つの場面を選び、開始、提案、確認、締めくくりの4文を準備すると、実際の会議でも使いやすくなります。